μITRONってなんだろう⑥

今回は組込みシステムでハードウェアを制御している マイコンの構造を見ていきます。 マイコンはCPUとメモリ、周…

今回は組込みシステムでハードウェアを制御している
マイコンの構造を見ていきます。

マイコンはCPUとメモリ、周辺機器などで構成されます。
CPUは計算、メモリは記憶、周辺機能はマイコンへの入出力を管理しています。

・CPU
CPU はプログラムカウンタ、命令デコード回路、演算回路、
CPU 内レジスタで構成されます。
cpu

・メモリ

– ROM
書き込んだデータは消去できないが、電源を切ってもデータが消えない
読み出し専用のメモ リを ROM(Read Only Memory)と呼びます。
主に、電源投入時やリセット時に実行するプログラムやプログラム実行中に
変化しない定数を保存します。 データ内容の書き換えが可能な
フラッシュメモリは書き込み回数に上限(100回程度)があります。

– RAM
データの読み書きは自由に行えるが、電源を切ると内容が消えるメモリを
RAM(Random Access Memory)と呼びます。
主に、プログラムの変数を保存するのに用いられます。

・周辺機能

io

・レジスタ
マイコンは結局のところピンからON/OFFを出力しているだけです。
このピンを最終的に制御しているものがレジスタです。
resister

マイコンの内部は、レジスタやメモリと呼ばれる多数の記憶場所で
構成されています。マイコンの基本命令の大半は、レジスタやメモリに置かれた
データを別のレジスタやメモリに移動する命令と、レジスタに置かれた
データに対して演算処理を行う命令です。

レジスタはそれぞれが特定の機能を持った独立の記憶場所で、
使い方もレジスタごとに決まっています。アドレスはありません。
一方でメモリは特定の機能を持たない単なる記憶場所で、
同じ大きさの記憶場所が大量に並んでいます。 アドレスで位置を指定します。

μITRON仕様のOSでプログラムを組むときにたまに見かけるので
覚えておきましょう。

次回はμITRONの概要に触れていきます。

μITRONってなんだろう①:入門の入門
μITRONってなんだろう②:マイコン
μITRONってなんだろう③:TOPPERS_JSPのサンプル
μITRONってなんだろう④:開発に必要な知識
μITRONってなんだろう⑤:組込みシステム
μITRONってなんだろう⑥:マイコンの構造