東京オフィス代表 舩木俊介 メッセージ

会社ってなに?

アメリカの漫画でディルバートというものがある。主人公のディルバートはIT企業で働くエンジニアで、企業に対する皮肉が面白く、全世界で1.5億人も読者がいるほどの人気の漫画。そのなかで、もっと生産性を上げるために在宅勤務をしたいというディルバートに対して、上司が「会社とは何か」を説く。

その上司も最近気づいたことだが、会社とは「どれだけイライラすると社員は死ぬのか?」という科学実験をおこなっている組織だ。そうでもなければ、小さい囲いのなかに座らせるためだけに、1日2時間もかけて通勤させている理由の説明がつかない。(こちらのサイトで見れます。たぶん期間限定。)

まあこれは逆説で、いくら立派に見える会社でも、人間関係のしがらみのなかでルーティーンな日々が過ぎていくとすれば、まるで実験場みたいじゃないかと言うわけです。たしかにいやですね。

これからの時代の会社はどのようなものになるのだろうと考えてみると、会社というのは、とくに成長する会社では「楽しさ」が重要になる。トム・ピーターズも「ビジネスは楽しくなくてはならない。楽しくないなら、人生を無駄にしていることになる」といっているように、あらゆる企業活動について、それは楽しいか、面白いかどうかが問われてくるようになる。たった5つの製品だけで世界一になったアップルという会社は、「面白い仕事をする」ことによって統合されている。

楽しい、面白いといっても、笑われるような珍妙なことをやれという話ではなくて、GoogleやiPhoneなどのように、あるグループに熱狂的に支持され、知的な刺激や新しい体験によって感動させること、またその創造過程を「楽しさ」と呼んでいるわけです。

もちろん、全ての仕事が刺激的で楽しいというわけにはいかないかもしれませんが、これから先も成長しようと思えば全体としてはそういう方向に向かっていなくてはならない。

なので、会社ってなに?の答えは「新しい体験や感動を生み出すために、人が集う場所であり、チームのこと。」です。僕は、会社とはそんなクリエイティブな環境をつくり、クライアントやカスタマーのために協力して実行するチームだと考えています。



なぜならそれはアートだから

日本のソフトウェア業界は工業製品の一部として発展し、ものづくりにおいては効率的な仕組みを作り上げてきました。しかし、あらゆるものが満たされ、人々のニーズが多様化・細分化したなかで成長産業として求められている能力は、全くべつのものだということが悲劇のはじまりでした。

Clayton M. Christensenの分類によると、イノベーションには持続的と破壊的なものがある。日本企業が行っていること、我々が仕事だと思っていることの多くは持続的イノベーションで、顧客の要望をもとにより品質を高める「改善」に過ぎなかった。日本企業の製品・サービスの品質の高さは世界に誇れるトップクラスのものばかりなのにもかかわらず、OS、ポータブルオーディオ、スマートフォンなど日本企業が制したマーケットはありません。

数十年にわたってIT業界で起こっていることは破壊的イノベーションであり、技術や品質が劣っていたとしても「新しい価値」をつくりだした企業がマーケットを創造し、世界市場を制覇していくような新しいパラダイム。とりわけ、ソフトウェアの場合は大規模な設備投資をアドバンテージとした製造業的アプローチで成功した例はなく、より個人のセンスにかかっている。

つまり、今後のIT業界に必要なものは、人々を魅了するようなアートのセンスだということです。

今の時代、技術の優劣はすぐにキャッチアップ可能なので、むしろ、コンセプトといわれる感情とテクノロジーが重なりあった分野がステージとなる。さらには、独立性の高いチームほど既存の秩序を破壊できることがわかっています。

スーパーソフトウエアでは、クライアントに依頼される問題解決を専門知識によって行うこと、イノベーションを追求すること、この2つが主な仕事です。経営、マーケティング、新規事業などクライアントが抱える問題を分析し、解決策を実行する。イノベーション実現のサポートをする。さらには自らも様々なサービスによるイノベーションを行っています。システムのプロフェッショナルとして高度な開発を行ってきた一方で、2009年には東京オフィスを新たなメンバーで設立。毎日のように新しい展開が生まれ、様々なチャレンジを行っています。

より大きなチャレンジしたい、技術をつかって面白いことがしたいという方も、なにか壊さないといけない大きなものがあるんだよね、という方も歓迎いたします。

知らないことがあっても、不安があっても、身構える必要はなにもありません。テクノロジー業界というのは成長の大きい分野なので、全てを知っている人は誰もいないからです。今いるメンバーも学びながら1年ごとに成長していますし、東京オフィスとしてもまだまだ必要なポジションがたくさんあります。入社してから学ぶ機会はいくらでも提供します。

スーパーソフトウエアのこだわりは、ビジネスを革新すること。クリエイティブであること。そういう会社を一緒に作り上げていこうという気持ちさえあれば、僕らは心から歓迎します。

株式会社スーパーソフトウエア東京オフィス代表 舩木俊介



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