BD認証評価について

エンジニアの山本です。 今回は以前に関わっていた業務、BD認証評価について書こうと思います。 BD認証評価とは…

エンジニアの山本です。

今回は以前に関わっていた業務、BD認証評価について書こうと思います。

BD認証評価とは、BDの認証を得るための評価作業のことです。
そのままですね。
ちなみにBDとはBlu-ray Discのことです、いちおう。

通常、市販されているBlu-rayプレイヤーにはBDマークが刻印されています。

↑これね。

BDマークはBlu-rayディスクの認証機関が発行していて、そのマークを取得するためには
プレイヤーが認証機関が求める機能を満たし監査に合格する必要があります。
そのための機能確認が、BD認証評価です。

BD認証評価作業は大きく、
・見る
・聴く
・動かす
に分けられます。

見る、は映像がが正常に再生されているかを確認します。
BDで再生可能とされる映像フォーマットは多岐にわたります。
※詳細はwiki参照
その対応フォーマットのすべてで再生が可能であることを確かめなければなりません。
また、映像にノイズやフレーム落ちを出さないことが絶対条件です。
それを確認するためにはどうしたらいいのか?
答えは簡単です、ひたすら画面を注視し欠陥がないことを確認します。
瞬きでも見落としそうなフレーム落ちやノイズを見落とさないようモニタ画面を注視します。

聴く、も同様です。
様々なフォーマットの音声データを再生しノイズが入っていないか、映像とのずれは生じていないかスピーカからの発音は正常か、ヘッドフォンからの発音は正常かを繰り返し聴きます。

動かす、は再生ボタン押下で再生が開始されるか、停止ボタンで再生が停止されるか等の操作系を確認します。
それ以外にもタイトル画面の操作、チャプター操作、インタラクティブタイトルが正常に動作するか等をリモコンで操作します。

これらの評価作業をすべてパスできて初めて認証機関の監査に出せるようになります。

と、ここまでBD認証評価について書かせてもらったのは、この評価作業をAIで何とかできたらなぁと思ったからです。
実際、動かすの部分はスクリプトで自動化させることである程度実現できたのですが、肝心の異常画像の検出や異音の聞き分けなどは人が感覚で判断するしかなく非効率かつ確実性がありませんでした。

作業者の感覚によって良し悪しを判断するような作業をAIに任せるのは技術的に難しいかもしれませんが、技術が確立できれば生産性は向上させられると思います。